お泊りキャンプがもたらしたもの
こんにちは、きまきまです。
キャンプの良いところの一つは、夫婦そろって俗世から離れられることです。
賛否両論あるでしょうが、我らが選ぶキャンプ場は大体辺鄙な場所すぎて、携帯の電波が入らない。
仕事の呼び出しや職場からの質疑を気にせず過ごせるのです。
何という僥倖。(ただし、キャンプ場を去った後に、職場から着信履歴があったと気づいたときには、心と体が震えます。マジで)
携帯も鳴らない間は、夫婦の語り合いの時間が出来ます。
前回の記事のお泊りキャンプ中、ヤギの出産の立会いをしたきまきまはずっと思い悩んでいたことを旦那に相談しました。
我ら夫婦は、結婚してキャンプ時点で1年と8か月ほど経っていました。
しかし、まだ子どもを授かっていません。
いわゆる不妊。
安易ですが結婚したらすぐ子どもが産まれるものであるときまきまは思っていました。
私も旦那も子どもが欲しくて結婚するちょっと前からフライングで避妊せずに夫婦生活を営んでいました。
「不妊」というのは、色んな説明がありますが、最も多い説明は、「子どもを欲しがっていてそういう行動をしている夫婦が1年以上子どもを授からないこと」だそうです。
結婚1年過ぎたあたりから、実はずっとこの「不妊」という言葉が胸のあたりに居座っていました。
職場で「お子さんの予定は?」と言われたり、私より後に結婚した方が妊娠したと聞いたり、毎月毎月生理が来るたび、その言葉はぐんぐんと育っていった。
私は、半年以上前から、家の近くのとある不妊治療専門のクリニックに目をつけていました。
ただ、不妊治療のブログを読んでいると夫が不妊治療に否定的という夫婦も少なからずおり、治療にはお金もかかり、何よりもし「そもそも妊娠できない」と言われたらと思うと怖くて怖くて、治療をしようという勇気が出なかった。
キャンプ場でお酒も入って、今なら不妊治療に同意されなくても軽い話で終えられるし、逆に、私と旦那以外誰もいなくて静かな夜だから治療について真剣にも話は出来る。
私はついに決心して、口を開きました。
きまきま「ねぇねぇ」
旦那「なになに」
きまきま「ヤギの赤ちゃんかわいかったねぇ」
旦那「見れて良かったねぇ」
きまきま「・・・うちらも赤ちゃん、欲しい?」
旦那「うん、欲しい」
きまきま「・・・不妊治療のクリニック通っても良い?」
旦那「当たり前じゃん。いつ行く?予定合わすよ」
良かった。
心の底から思いました。
旦那ちゃんの性格からいって、不妊治療に否定的な意見を出すとは思いづらかった。けど、「まだ待って」とか言われる可能性も考えていましたし、私一人で治療を受けに行くと思っていたので、「予定合わす」と二人で治療に向かい合う言葉をくれると思わなかった。
結婚して1年も過ぎました。
知り合って4年近く経ちます。
旦那と隣り合っても最初のようにドキドキそわそわすることはありません。
けれど、こうして旦那ちゃんは、時々ですが、私をハッとさせる言葉をくれます。
こういうところが好きで、ずっと一緒にいて、この人の子どもが欲しいと、私に思わせるのです。
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